(注)金融庁 顧客本位の業務運営に関する原則5(注2)、原則6(注2)(注3)ならびに、プロダクトガバナンスに関する補充原則
について「非該当」としている理由

お客さまやスタッフ、すべての「You」の幸福を祈る気持ちを「幸福の四つ葉のクローバー」のモチーフに込めました。スタッフひとり一人の誠実で人間味あふれるコンサルティングを大切にし、すべての人に信頼される人生のサポーターを目指しています。
LIFE SUPPORTERS
FOR YOUR HAPPINESS
株式会社フォーユー
代表取締役 佐伯 光
役職および社員一同
制定日 2021年12月1日
改定日 2025年11月1日
① お客さまを保護することを第一義に、お客さまの最善の利益の確保を企業の永続的な発展に結び付けていくことに全社を挙げて取り組んでいます。
その実現のために、毎年の年頭会議にて「経営理念」「経営目標」を周知のうえ、役員および社員ひとり一人の「年度目標」を発表し日々の業務において実践に結び付けています。
② 経営理念、お客さま本位の業務運営について、会議・研修会の中で繰返し周知するとともに、「お客さま本位の業務運営を展開し、未来永劫お客さまを守っていく」を柱に、日々の活動に取り組んでいます。
| 全体研修 | 12回 | 営業MTG | 24回 |
| 早朝勉強会 | 40回 | コンプライアンス研修 | 22回 |
| 情報交換会 | 12回 | 保険会社による商品研修会 | 43回 |
① お客さまへ定期的に情報誌(通信物)を発信し、商品やサービスなどの情報提供とともに、お客さまからの質問・要望・状況の変化・お届け内容の変更・請求手続きの有無等についてお問い合わせいただくよう案内しています。
| 発信日 | 2025年1月6日(月) |
| 発信先 | 3,462件 / うち個人:3,235件、うち法人:227件 |
② 定期的に発信した情報誌に対しお問い合わせいただいたお客さまについては、各営業担当からフォローを実施しています。
| 42歳・男性 | 保険内容の確認・見直し | 法人 | 資産運用の助言希望 |
| 80歳・女性 | 老後や家族の介護 | 60歳・男性 | 保険内容の確認・見直し |
③ 既契約先の法人に対して、決算期のタイミングに「契約内容のご案内」をお届けしています。
| 2023 / 10月 ~ 2024 / 9月 | 56 件 |
| 2024 / 10月 ~ 2025 / 9月 | 55 件 |
④ 各種保険商品の販売を通じて、さまざまなお客さまのニーズに沿ったサービスを提供しています。したがいまして、新たにご契約いただいた件数が、当社に対するお客さまからの信任を得た指標の一つとして位置付けています。
| 生命保険(うち法人) | 損害保険(更改含む) | |
|---|---|---|
| 2022/10 ~ 2023/09 | 586件 (147件) | 920件 |
| 2023/10 ~ 2024/09 | 703件 (163件) | 1,113件 |
| 2024/10 ~ 2025/09 | 647件 (175件) | 1,042件 |
⑤ ご契約後の「継続率」やご契約満期時の「更改率」につきしましては、お客さまのご意向に沿った提案、そして適切な情報の提供に
対するご納得・ご満足の指標の1つとして捉えています。
| 2025/09月 | |
|---|---|
| ソニー生命(24ヵ月継続率) | 99.7% |
| メットライフ(MOF25) | 99.7% |
| オリックス生命(25ヵ月) | 100.0% |
| 2024/10~2025/9 | |
|---|---|
| 東京海上日動火災保険 | 93.8% |
| 損害保険ジャパン | 100.0% |
| ソニー損保 | 100.0% |
⑥ 高齢者への募集にあたっては、営業担当は社内ルールに則り丁寧な説明を励行するとともに、その状況を営業管理部門の担当が
フォローすることで実効性を担保しています。
| 募集件数 (2024/10 ~ 2025/09) | うち 高齢者契約件数 | うち 高齢者特定保険契約件数 |
| 1,042 件 | 28 件 | 21 件 |
⑦ 新たなお客さまとの連携ツールとして、「お客さま専用LINE」を導入し、お客さまからの各種手続きや緊急時のご連絡、さらにはお役立ち情報の提供を開始しました。
① お客さま情報は利用目的の範囲に限定し取扱い、厳格に管理しています。
② 第三者である業務管理部門の担当が、お客さまの属性・意向把握・情報提供・特定保険契約の適合性の原則等の視点から「お客さまに販売・推奨した商品が、お客さまの意向に即しているか?」点検しその結果を保管しています。
③ 当社が取扱う全ての商品の中から選定した推奨商品一覧をもとに、お客さまの意向に沿った推奨商品の情報と推奨理由を提供します。
④ お客さまのご意向に最も適した商品・サービスをご案内するために、多数の保険会社との間で募集委託契約を結んでいます。
| 生命保険会社 14社 | |
|---|---|
| ソニー生命 アフラック生命 エヌエヌ生命 ジブラルタ生命 東京海上日動あんしん生命 三井住友海上あいおい生命 ニッセイ・ウェルス生命 |
アクサ生命 FWD生命 オリックス生命 SOMPOひまわり生命 メットライフ生命 日本生命 マニュライフ生命 |
| 損害保険会社 7社 | |
|---|---|
| 東京海上日動火災保険 AIG損害保険 ソニー損害保険 あいおいニッセイ同和損害保険 |
セコム損害保険 三井住友海上火災保険 損害保険ジャパン |
⑤ 保険募集人毎に3ヵ月単位で保険商品の販売状況を集計し、特定商品に偏重傾向がある場合には、販売の経緯・セールスプロセス等において適切な販売が行われているか点検・確認を行い、不適切な販売傾向が認められた場合には、販売体制の改善を図ります。
| 2023/10 ~ 2024/09 | 点検期間において、特定商品への偏重傾向は無し |
| 2024/10 ~ 2025/09 | 点検期間において、特定商品への偏重傾向は無し |
⑥ お客さま本位の視点から体制整備の進捗状況について外部監査を実施し、適切な募集管理体制を強化します。
| 外部監査実施日 (第20期) | 2024/09/18 |
| 外部監査実施日 (第21期) | 2025/3~5月に段階的実施 |
※ 今期 第22期の外部監査は、2026/9月に予定
①
保険契約をお申し込みいただくにあたり、お客さまに「生命保険契約申込み時確認書/オリジナル帳票」の内容をご確認のうえ署名いただくことを励行しています。
[ 主な確認事項 ]
「個人情報の取扱い(取得同意)」「募集人の権限明示」「お申込みの当初意向と最終意向の確認」「公的保険制度の概要」
「商品・サービスに対する情報提供」「重要事項(契約概要・注意喚起情報)の説明」「ご契約のしおり・約款の受領」
「告知の重要性」「乗換契約の不利益事項」「特定保険の留意事項」「70歳以上の方のお申込みにあたっての手続き確認」
「申込時のご本人確認」
② 保険募集の提案にあたって、従来の説明ツールに加え「保険募集プロセスマニュアル」を新設し、募集担当者間の説明の均質化を図ります。
③ お客さまの意向を4つ(①死亡、②病気やけが、③就業不能や介護、④貯蓄と長生きに備える)に分類し、それぞれの意向に適合する推奨商品を提示し、お客さまに最も適した商品を選定いただけるよう取り組みます。
④ 推奨商品管理マニュアルにおいて「推奨商品の選定(基準・指標)」「推奨商品の決定・見直し」について規定し、「推奨商品(個人・法人別)」の選定にあたっては、推奨理由・留意事項を洗出し議事録に残すとともに、推奨商品一覧に明示することで、お客さまへの情報提供を図ります。
⑤ お客さまへ説明すべき重要な情報については、各保険会社の重要事項説明書をベースに、お客さまの理解度を確かめながらアナウンスしています。
⑥ お客さまが解約・減額・変換・転換して新しい保険契約を申し込まれるケースにおいては、営業担当がお客さまへ不利益事項について説明しているかフォローしています。
| 期間 | 乗換契約件数 |
|---|---|
| 2022/10 ~ 2023/09 | 79 件 |
| 2023/10 ~ 2024/09 | 120 件 |
| 2024/10 ~ 2025/09 | 91 件 |
⑦ 公的保険制度について説明ツールを活用し、公的保険制度の適切な情報提供を行うことで、お客さまの意向に沿った保険契約の提案が行える体制を整えています。
⑧ 募集担当が作成するお客さま意向把握確認シートをもとに、お客さまのご意向を把握し、重要な情報を提供するプロセスをチェックすることで、お客さま理解の深度を推定しその適切性を担保しています。
⑨ 耳や言葉の不自由な方とのゆっくりした会話や耳マーク(Ear symbol)の表示板を窓口に設置し、筆談をお申し出いただきやすい環境を整え、より円滑な意思疎通を図れるよう取組んでいます。
⑩ 保険会社のプロダクトガバナンスに対する姿勢・取組みについて、新商品の開発・改訂の趣旨・狙いの視点から、保険会社の研修やホームページ・ディスクロージャー等を通して情報収集の方策・体制を整えていきます。
① お客さまからの「苦情」はもとより「ご要望・お褒め」等の声も含め毎月コンプライアンス研修にてお客さまの声を収集しています。 「苦情」は迅速かつ丁寧な対応を心掛け、お客さまのご了解を得るよう組織で取り組んでいます。
② 早期消滅契約の報告、お客さまの声の収集(オフサイトモニタリング)を行い、その発生原因(契約申込の経緯・至った原因等)を
収集分析のうえ毎月の取締役会に報告するとともに、コンプライアンス研修等において社内共有し、募集活動の品質向上に結び付けています。
③ お客さまからの「苦情」については、業務および発生原因ごとに分類するとともに、「特定保険募集」「高齢者募集」の視点からも発生状況をフォローし、お客さまへの適切な対応に向け取り組んでいます。
④ お客さまから保険会社・保険商品に対するお申し出があった場合には、お客さまの属性(性別・年代別:高齢者)および商品特性(特定保険・保険種類)の観点から整理し、商品の開発・改善に活かすため保険会社へ情報連携します。
| 苦情 | 23年度 | 24年度 | 25年度 |
|---|---|---|---|
| 新契約 | 2 | 0 | 2 |
| 収納 | 0 | 0 | 1 |
| 保全 | 3 | 0 | 1 |
| 保険金 | 7 | 4 | 2 |
| その他 | 1 | 2 | 3 |
| 合計 | 13 | 6 | 9 |

| 23年度 | 24年度 | 25年度 | |
|---|---|---|---|
| 対応処理遅延 | 6 | 1 | 0 |
| 契約乗換え | 1 | 0 | 0 |
| 説明不足 | 2 | 1 | 1 |
| フォロー不足 | 0 | 0 | 0 |
| 態度・マナー | 1 | 1 | 0 |
| アフターフォローサービス | 0 | 0 | 3 |
| 担当変更 | 1 | 0 | 0 |
| 情報管理 | 0 | 0 | 0 |
| 事務疎漏 | 0 | 1 | 2 |
| その他 | 2 | 2 | 3 |
| 合計 | 13 | 6 | 9 |
| 要望・お褒め等 | 23年度 | 24年度 | 25年度 |
|---|---|---|---|
| お客さま対応 | 10 | 2 | 12 |
| 商品説明 | 7 | 7 | 6 |
| 収納 | 1 | 0 | 0 |
| 保険金・給付金 | 6 | 2 | 1 |
| 住所変更 | 0 | 1 | 0 |
| 解約 | 2 | 0 | 0 |
| 保全一般 | 12 | 5 | 4 |
| 変更 | 3 | 0 | 1 |
| 連絡・情報提供 | 0 | 0 | 0 |
| その他 | 2 | 1 | 5 |
| 合計 | 43 | 18 | 29 |
プロダクトガバナンスに関する方針に対する「取組み」
(苦情2024年度実績) 顧客反応の分析 |
申出の対象 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 性別 | 男性 | 女性 | 合計 | 商品性 | サービス | その他 | 保険会社 | 代理店 募集人 |
| 20歳代 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | - | - |
| 30歳代 | 0 | 2 | 2 | - | - | 住所変更 保全手続き |
- | 2 |
| 40歳代 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | - | - |
| 50歳代 | 1 | 2 | 3 | - | 支払調書 | 住所変更 保全手続き |
1 | 2 |
| 60歳代 | 1 | 1 | 2 | 良さに 逆不信 |
払込案内 通知停止 |
- | 2 | - |
| 70歳代 | 1 | 0 | 1 | - | - | 給付金 手続き |
- | 1 |
| 80歳代 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | - | - |
| 合計 | 3 | 5 | 8 | - | - | - | 3 | 5 |
| 法人 | 1 | 1 | 水漏れ事故 支払非該当 |
- | - | 1 | - | |
① 保険会社による商品販売研修(毎月4回)、社内研修・情報交換会(毎月1回)、勉強会(毎週1回)を定期的に開催し、知識とスキルの向上を図るとともに、お客さま説明ツール(共通)をもって均質な案内に取り組み、お客さまへ不利益事項をはじめ重要情報、そして最善の利益の提供に取り組んでいます。
② 公的保険を補完する民間保険の趣旨に照らして公的保険制度について適切な理解を促すため次の取り組みを実施しています。
・公的保険制度の研修動画(保険会社提供)を研修にて繰り返し視聴
・お客さまの意向と公的保険制度の関係一覧を役職員に提供しお客さま説明の的確性を促進
③ コンプライアンスの「eラーニング」を導入し、「ルール・知識の理解度」「日常での実践状況の点検を通じ」、コンプライアンスにおけるPDCAを展開し質的向上を図っています。
| テーマ | [ コンプライアンス ] | 保険業法300条・関係法令等について |
| [ 公的保険制度 ] | 年金・健康保険・介護保険等の制度について | |
| [ 自主点検 ] | 点検項目をテスト形式にてセルフチェック |
④ 2018年10月に新人事評価制度を導入し、評価と育成を連動させ社員の能力向上に励んでいます。
また、保険募集品質を評価指標(お客さまの声・早期消滅契約の発生・継続率)に盛り込み、お客さまの意向に呼応できる社員の育成に取り組んでいます。
⑤ 役員および社員が保有する資格を把握管理し、お客さま満足度向上のため、能力開発・知識の習得・スキル向上を目指すべき資格の取得に向け、上席者によるガイダンスを行っています。
⑥ お客さまへの最適なプレゼンテーションを実現するため、個々の社員のスキルアップを図り、資格取得とその資格を活かした行動を支援する制度を設けています。
そして、営業担当の資格取得を年間目標に設定し、取得結果を評価要素の1つとしており、資格取得状況は次のとおりです。
| 営業 15名中 |
事務 6名中 |
全社 21名中 |
|
|---|---|---|---|
| (自己啓発支援制度認定) ・FP関連資格 ・証券外務員資格(IFA) |
14名 11名 |
0名 2名 |
14名 13名 |
| (生命保険関連) ・変額、専門、応用課程 ・生命保険認定FP |
14名 9名 |
3名 1名 |
17名 10名 |
| (損害保険関連) ・損害保険大学課程 |
4名 |
0名 |
4名 |
| (その他関連) ・住宅ローンアドバイザー ・相続診断士 ・リスクマネージャー ・事業承継士 |
3名 3名 1名 2名 |
0名 0名 0名 0名 |
3名 3名 1名 2名 |
⑦ 役員および社員を対象に、仕事や日々の生活に対する新たな視点や意識の醸成に向け、次のテーマで集合研修を実施しました。
| 研修日時 | 2025年10月2日(木) 9:00 ~ 12:00 |
| 参加者数 | 役員及び営業社員 計 15名 |
| 題材 | 原田メソッド / 「自立型人間・自立型組織」を育成する |
| 研修日時 | 2025年10月2日(木) 15:00 ~ 17:30 |
| 参加者数 | 役員及びすべての社員 計 21名 |
| 題材 | 「より幸せな人生を送るためにおすすめしたい5つの捉え方」 |